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借りられる金額が大きい不動産担保ローンはメリットだけにとらわれるのではなく、リスクと背中合わせであることも認識しておきましょう。
不動産担保ローンの「不動産担保」はどのように評価されるのでしょう?ちょっと具体的な例を挙げて説明しましょう。鉄骨3階建ての立派な邸宅は、一見資産としての価値は高そうに思えます。しかし、この建物が土地と一緒に競売となった場合、思ったとおりの評価となるのでしょうか?もしこの建物が建築主の好みが強く反映されたものであれば、購入側にとってはそれが「障害」となります。こうした要素は評価減へとつながります。また、立派な建物がある土地は意外と売れにくく、解体する場合も莫大な費用がかかります。こうした金額を考慮して担保評価を行うとしたら、これも評価減の要素となります。一見立派に見える建物も、評価すると意外と価値が少なくなってしまうのは、こうしたポイントが原因と考えられます。
不動産担保ローンでマンションの評価する場合にも、いろんな矛盾点があります。築年数の少ないマンションは、不動産担保ローンにおいては有利に働くのは当然のことでしょう。しかし、築年数が浅いということは、当然「住宅ローンの残高が多い」ということを意味します。1番抵当の残が大きければ、2番抵当となる不動産担保ローンは組みにくいと考えられるのが一般的なようです。また、築30年のマンションで住宅ローンの残が後5年というマンションなら2番抵当権が組めるかと言うと、築30年のマンションは流通性に欠け、売却の際に買主が得る利益が困難という評価となるようです。また、価格も購入時から大きく下落しているので評価減となる可能性が高いと言えます。
不動産担保ローンにおける競争には「いかにお客様のメリットを追及するか」「いかに自分のメリットを追及するか」という両面が存在します。前者の競争に身を置く事は、利用者にとって安心の要素と言えるでしょう。しかし、後者の競争の場合は利用者に「好条件・高評価」を提示します。しかし、こうした表面のみの融資案件には落とし穴があると考えるべきでしょう。せっかくの低金利といった良い時代ですから、ぜひとも不動産担保ローンも有利に利用したいものです。優良な不動産を持っているのであれば、なおさらきちんとした評価を審査してくれる業者を選ぶのが賢い選択と言えます。
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